常務取締役ご挨拶

現場管理となると人を動かす、人の段取りが重要となってきます。とはいえ、もともと前職が営業職だったこともあり、現場作業の理解のためにも職人の気質を理解することから始める必要がありました。そうした職人たちとのコミュニケーションについて当初苦労したことを覚えています。

入社当初は少しでも職人の方々から信頼を得られるようにと社長を見習い朝一番に出社したり、まずは自分自身が変わることから始めました。

役員に昇格させていただいた頃からは、会社の将来を考えて、職人達が働きやすい環境づくりをテーマに現場体制の改革や職人の仕事に対する意識向上などをはかるために日々考えながら試行錯誤する毎日です。

具体的な取り組みとして、社員が老後を安心して暮らせるよう、福利厚生面を充実させ手厚くしたり、その弊害であった一人親方制を随時廃止し、正社員として昇格させるなど、待遇面での徹底した向上を行っております。

さらに、現場の最前線で働くことが体力的に厳しくなっても働ける場を設けるなどといった配置の工夫や教育などにも力を入れ、定年を迎えるまでに安心して仕事できる会社づくりに取り組んでいます。今後は職人に対して、時には厳しく時には理解者でありたいと思っています。そして、それに応えてくれる職人であってほしいと思っています。

お客様にまた指名していただけれるような職人の育成とそのための教育体制を整えること、職人の年齢に関係なく、みんなが働ける退職率ゼロの会社づくりに尽力していきます。