足場・鳶工事のことなら有限会社ピレネーエキスパート|三重県
ピレネーエキスパートは三重県で各種仮設工事を行っている会社です。現在では県内で業界ナンバーワンの実績を達成いたしました。
今後はより地元への貢献をテーマとし、これまで積み上げてきた実績と信頼を基に、地元の人材をより受け入れることができる会社としてより高みを目指していこうと考えております。
今後の会社づくりに欠かせない点として、1つ目は10年、20年先を見据えた会社であることだと思います。
そのためには若い人材を多く取り入れ、技術を研鑽し継承していくことが欠かせません。また技術継承に加えて、社内の情報管理・現場パトロールの徹底などといった企業として社内外の業務面での改善も行い続けることが将来にもつながると思います。
2つ目は働きやすい環境を整えることです。
建設業では、特に下請け業者は日当制や一人親方制などの体制が主の状態のままではないでしょうか?弊社では職人一人ひとりを正社員として迎え、福利厚生、教育をはじめ労働環境の整備を進めております。安定した福利厚生と人間性の教育を進めることが社員として安心して働ける条件の一つと考えております。
3つ目は社員の将来を見据えることです。
社員は将来の希望を以って働くことができなくてはいけません。建設業は肉体労働が多い職業です。特に現場作業は年齢的限界のある仕事の一つです。ピレネーエキスパートでは営業、管理、他業種への転向も支援しており、肉体労働のみの会社ではありません。体力的限界に近づいても、それぞれの特性に合わせた業務に転向することで、社員一人一人が定年まで安心して働くことができる会社を目指しております。
それらを踏まえて自社の体制を常に改革し、技術を磨き、若い人材を確保し、持てる技術を継承していく。そうして会社と社員が一丸となって将来を見据えて活動していくことがピレネーエキスパートの理念です。
ですが、建築業界は以前として古い体制のままです。建築業界は中央勢力のみでは成立しません。地方を含め我々のような下請け業者の支えあって成立するという一面が確実に存在しています。自社の体制を整え向上させていくには収益確保の問題と向き合わなければいけません。つまり受注する案件の単価向上を図らなければいけません。
特に下請け業者の方たちは今後恐らく厳しい状態に置かれるでしょう。自社の損益を計算できていなかったり、一人親方制なども含め、福利厚生を整えられていない会社も多いでしょう。それでは人材を確保することも、将来を見据えて会社を経営していくことは困難です。ゆくゆくは技術の衰退につながるかもしれません。
残念ながらこうした状況・実態を自治体や元請業者は把握しきれていません。弊社では下請け業者の現状を方々に伝え、建設業界に少しでも改革を起こすため、微力ながら各方面に対しての訴求活動も始めております。
自社の将来のため、共に働く社員のため、そして建設業を少しでも変えるため、ピレネーエキスパートは活動を続けていきます。それが日本の技術を守ることと、地域の活性につながると信じております。